【Excel】EFFECT関数-実効年利率を返す関数を求める-


(約文字)

2020-04-13

  • Keyword
  • Excel
  • EFFECT関数
  • 名目年利率
  • 年間複利期間数
  • 実効年利率

EFFECT関数とは

エクセルの「EFFECT関数」は実効年利率を返す関数です。

実効年利律とは、実効金利、年換算率、実効率とも呼ばれ、ローンなどの名目金利(物価上昇率を加味していない金利)を複利で支払われる年間複利を伴う金利として修正したものです。 複利の条件の利息を比較するのに便利です(例えば、毎日、毎月、四半期、半年、毎年の利息を比較する)。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013
  • 2010
  • 2007

=EFFECT(名目利率,複利計算回数)

引数必要性内容
名目利率必須名目年利率を指定します。
複利計算回数必須1年あたりの複利計算回数を指定します。

EFFECT関数の解説

  • ・複利計算回数に整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。
  • ・引数に数値以外の値を指定すると、エラー値#VALUE!が返されます。
  • ・名目利率≦0or複利計算回数<1の場合、エラー値#NUM!が返されます。
  • ・EFFECT関数は次の数式で表されます。
  • ・EFFECT(名目利率,複利計算回数)は、実効年利率=(1+(名目利率/複利計算回数))*複利計算回数-1を通してNOMINAL(実効利率,複利計算回数)に関連しています。
出典:Microsoft - Office サポート

EFFECT関数の使用例

データ説明
0.055名目年利率
31年あたりの複利計算回数

上記の期間での実効年利率を求めます。

=EFFECT(A2,A3)

=0.056014495

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