【Excel】FORECAST.ETS.CONFINT関数-特定の目標日の予測値について信頼区間を返す関数-
約~分
(約文字)
2021-06-07
- Keyword
- Excel
- FORECAST.ETS.CONFINT関数
- 目標日
- 予測値
- 信頼区間
FORECAST.ETS.CONFINT関数とは
エクセルの「FORECAST.ETS.CONFINT関数」は特定の目標日の予測値について信頼区間を返す関数を返す関数です。
95%という信頼区間は、将来のポイントの95%がFORECAST.ETSの予測した結果からこの半径の範囲内にあると予測されることを意味します(正規分布を使用)。 信頼区間を使用すると、予測モデルの精度を簡単に把握できます。より狭い区間は、この特定のポイントの予測の信頼性がより高いことを暗黙に示します。
構文と引数
- 365
- 2019
- 2016
=FORECAST.ETS.CONFINT(目標期日,値,タイムライン,[信頼レベル],[季節性],[データコンプリート],[集計])
引数 | 必要性 | 内容 |
---|---|---|
目標期日 | 必須 | 予測する従属変数の値に対する独立変数の値を数値で指定します。日付or時刻or数値を指定できます。目標日がタイムラインの終了前に時系列で表示される場合は、#NUM!エラーを返します。 |
値 | 必須 | 次のポイントを予測する履歴値を数値で指定します。 |
タイムライン | 必須 | 独立した配列or範囲を数値で指定します。タイムラインの日付は一定間隔が必要です。並べ替えは不要で暗黙的に並べ替えられます。一定の間隔を特定できない場合は#NUM!エラーを返します。重複値が含まれる場合は#VALUE!エラーを返します。タイムラインおよび値の範囲が同じ大きさでない場合は#N/Aエラーを返します。 |
[信頼レベル] | [省略可] | 信頼区間の信頼度を示す0から1の範囲の数値を指定します。例えば、90%の信頼区間の場合、90%の信頼度が計算されます(将来のポイントの90%は予測からこの半径内に入ります)。既定値は95%です。範囲以外の数値を指定した場合は#NUM!エラーを返します。 |
[季節性] | [省略可] | 数値を指定します。既定値は1で、Excel が予測に対して季節性を自動的に検出し季節パターンの長さに正の整数を使用します。0を指定した場合は季節性を示し予測は線形です。その他の正の整数を指定した場合は、この長さのパターンを季節性として使用するアルゴリズムを示します。 それ以外の値を指定した場合は#NUM!エラーを返します。 |
[データコンプリート] | [省略可] | 0又は1の数値を指定します。タイムラインにはデータポイント間の一定の間隔が必要ですが、失くしたデータを最大30%サポートし、自動調整します。0を指定した場合は不足点をゼロとして考慮するアルゴリズムを示します。 既定値は1で附則ポイントの隣接ポイントを平均することで考慮します。 |
[集計] | [省略可] | タイムラインはデータ要素間で一定の間隔を必要としますが、同じタイムスタンプを持つ複数のポイントを集計します。同じタイムスタンプを持つ複数の値を集計するためにメソッドが使用されることを示す数値を指定します。既定値は0でAVERAGEを使用します。他のオプションは SUM、COUNT、COUNTA、MIN、MAX、MEDIAN です。 |
関連する関数
- FORECAST.ETS関数:指数平滑化(ETS)アルゴリズムのAAAバージョンを使い既存の値に基づき将来価値を返す関数
- FORECAST.ETS.CONFINT関数:特定の目標日の予測値について信頼区間を返す関数
- FORECAST.ETS.SEASONALITY関数:指定された時系列に見られる反復パターンの長さを返す関数
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- FORECAST.LINEAR関数:既存の値に基づき将来価値を返す関数