【Excel】FORECAST.LINEAR関数-既存の値に基づき将来価値を返す関数-
約~分
(約文字)
2021-06-17
- Keyword
- Excel
- FORECAST.LINEAR関数
- 将来価値
FORECAST.LINEAR関数とは
エクセルの「FORECAST.LINEAR関数」は既存の値に基づき将来価値を返す関数です。
将来価値は、線形回帰を使用して予測されます。
構文と引数
- 365
- 2019
- 2016
=FORECAST.LINEAR(X,既知のY, 既知のX)
引数 | 必要性 | 内容 |
---|---|---|
X | 必須 | 予測する従属変数の値に対する独立変数の値を、数値で示します。 |
既知のY | 必須 | 既知の従属変数の値が入力されているセル範囲または配列を指定します。 |
既知のX | 必須 | 既知の独立変数の値が入力されているセル範囲または配列を指定します。 |
FORECAST.LINEAR関数の解説
出典:Microsoft - Office サポート
- ・Xに数値以外の値を指定すると、#VALUE!エラーを返します。
- ・既知のYまたは既知のXが空の場合、または他のデータポイントよりも多くのデータポイントがある場合は、#N/Aエラーを返します。
- ・既知のX値が0の場合は、#DIV/0!エラーを返します。
FORECAST.LINEAR関数の使用例
既知のY | 既知のX |
---|---|
6 | 20 |
7 | 28 |
9 | 31 |
15 | 38 |
21 | 40 |
Xの値30に対するYの値を予測します。
=FORECAST.INEAR(30,A2:A6,B2:B6)
=10.607253
関連する関数
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