【Excel】LOG10関数-10を底とする数値の対数(常用対数)を返す関数を求める-


(約文字)

2020-12-01

  • Keyword
  • Excel
  • LOG10関数
  • 常用対数

LOG10関数とは

エクセルの「LOG10関数」は10を底とする数値の対数(常用対数)を返す関数を返す関数です。常用対数はブリッグスの対数とも呼ばれています。

関数から返される結果は、底である10と等しくなるようにべき乗した指数です。常用対数は地震そのものの大きさを表す単位「マグニチュード」や、騒音などの音圧のレベルを表す単位「デシベル」など、科学の世界でよく見ることがあります。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013
  • 2010
  • 2007

=LOG10(数値)

引数必要性内容
数値必須10 を底とする対数 (常用対数) を求める正の実数を指定します。

LOG10関数の使用例

10を底とする75の対数を求めます。

=LOG10(75)

1.875061263

10を底とする10の対数を求めます。

=LOG10(10)

1

10を底とする1E+6の対数を求めます。

=LOG10(1000000)

6

10を底とする10の6乗の対数を求めます。

=LOG10(10^6)

6

関連する関数

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