【Excel】MMULT関数-2つの配列の行列積を返す関数-
約~分
(約文字)
2020-12-08
- Keyword
- Excel
- MMULT関数
- 配列
- 行列積
MMULT関数とは
エクセルの「MMULT関数」は2つの配列の行列積を返す関数です。
「MMULT関数」の結果は以下になります。
- 行数が配列1と同じ。
- 列数が配列2と同じ。
構文と引数
- 365
- 2019
- 2016
- 2013
- 2010
- 2007
=MMULT(配列1,配列2)
引数 | 必要性 | 内容 |
---|---|---|
配列1、配列2 | 必須 | 行列積を求める 2 つの配列を指定します。 |
MMULT関数の解説
出典:Microsoft - Office サポート
- ・配列1の列数は、配列2の行数と同じにする必要があります。
- ・配列1、配列2には、数値だけが含まれている必要があります。
- ・配列1、配列2には、セル範囲、配列定数、セル参照を指定します。
- ・いずれかのセルが空白である場合にはエラー値#VALUE!を返します。
- ・いずれかのセルに文字列が含まれている場合にはエラー値#VALUE!を返します。
- ・配列1の列数が配列2の行数と異なる場合にはエラー値#VALUE!を返します。
MMULT関数の使用例
配列1 | 配列1 |
---|---|
2 | 3 |
7 | 4 |
配列2 | 配列2 |
2 | 4 |
6 | 2 |
上のデータに対する、行列積を求めます。
=MMULT(A2:B3,A5:B6)
=22
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