【Excel】NPER関数-投資に必要な期間を求める-


(約文字)

2020-04-27

  • Keyword
  • Excel
  • NPER関数
  • 投資
  • 期間

NPER関数とは

エクセルの「NPER関数」は投資に必要な期間を返す関数です。

定額の支払いを定期的に行い、利率が一定であると仮定して、投資(例えば、ローン返済、積立預金)に必要な期間を求めたい場合に利用するのが「NPER関数」です。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013
  • 2010
  • 2007

=NPER(利率,定期支払額,現在価値,[将来価値],[支払期日])

引数必要性内容
利率必須投資期間を通じて一定の利率を指定します。
定期支払額必須各期に支払われた支払い額を指定します。期間中の変更はできません。 通常、元金と利息が含まれますが、その他の手数料や税金は含まれません。
現在価値必須投資の現在価値(将来行う支払いを一括払いした場合の合計金額)を指定します。
[将来価値][省略可]投資の将来価値(最後の支払いを行った後に残る現金の収支)を指定します。省略すると、0を指定したと見なされます (例えば、ローンの借入金の将来価値は0になります)。
[支払期日][省略可]いつ支払いが行われるかを、数値の0or1で指定します。
支払期日支払いが行われる時期
0or省略各期の期末
1各期の期首

NPER関数の解説

  • PV関数を参照してください。
出典:Microsoft - Office サポート

NPER関数の使用例

データ説明
0.13年利
-15,000定期支払額
-200,000現在価値
2,000,000将来価値
1支払期日(期首)

上のデータに対する、投資に必要な期間を求めます。

=NPER(A2/12,A3,A4,A5,1)

=69.96695759

上のデータに対する、支払期日を期末とした場合に投資に必要な期間を求めます。

=NPER(A2/12,A3,A4,A5)

=70.43094244

上のデータに対する、将来価値を 0 とした場合に投資に必要な期間を求めます。

=NPER(A2/12,A3,A4)

=-12.5214294

関連する関数