【Excel】FORECAST.ETS.STAT関数-時系列予測の結果として統計値を返す関数-
約~分
(約文字)
2021-06-14
【Excel】FORECAST.ETS.STAT関数-時系列予測の結果として統計値を返す関数-
この記事の目次
FORECAST.ETS.STAT関数とは
エクセルの「FORECAST.ETS.STAT関数」は時系列予測の結果として統計値を返す関数です。統計の種類は、この関数によって要求される統計を示します。
まず結論
FORECAST.ETS.STAT関数を使うと、時系列予測の結果として統計値を返す関数ことができます。まずは値、タイムラインの意味を押さえ、使用例と注意点を確認すると実務で使い分けやすくなります。
- このページで分かること
- FORECAST.ETS.STAT関数でできることと基本の使いどころ
- 構文と引数の意味
- FORECAST.ETS.STAT関数の使用例
構文と引数
- 365
- 2019
- 2016
- 2013
- 2010
- 2007
=FORECAST.ETS.STAT(値,タイムライン,統計の種類,[季節性],[データコンプリート],[集計])
| 引数 | 必要性 | 内容 |
|---|---|---|
| 値 | 必須 | 値は履歴値で、次のポイントを予測する値を指定します。 |
| タイムライン | 必須 | 数値データの独立した配列または範囲を指定します。タイムラインの日付にはゼロ以外の一定の間隔が必要です。タイムラインの並べ替えは不要で暗黙的に並べ替えます。指定されたタイムラインで一定間隔を特定できない場合は#NUM!エラーを返します。重複する値が含まれる場合は#VALUE!エラーを返します。タイムラインおよび値の範囲が同じ大きさでない場合は#N/Aエラーを返します。 |
| 統計の種類 | 必須 | 計算予測に対して返される統計を示す1~8の数値を指定します(詳しくは次項を参照して下さい)。 |
| [季節性] | [省略可] | 数値を指定します。 既定値は1で、Excelが予測に対して季節性を自動的に検出し季節パターンの長さに正の整数を使用します。0は季節性を示し予測は線形です。正の整数は、この長さのパターンを季節性として使用するアルゴリズムを示します。 それ以外の値の場合はエラー値#NUM!を返します。サポートされている最大の季節性は8760(1年の時間)です。季節性がこの時間数を超える場合は#NUM!エラーを返します。 |
| [データコンプリート] | [省略可] | タイムラインにはデータポイント間の一定の間隔が必要ですが、不足データが最大30%サポートされ自動調整されます。0は不足点をゼロとして考慮するアルゴリズムを示します。 既定値の1は、隣接ポイントの平均として入力することで、不足ポイントを考慮します。 |
| [集計] | [省略可] | タイムラインはデータ要素間で一定の間隔を必要としますが、同じタイムスタンプを持つ複数のポイントを集計します。集計パラメーターは、同じタイムスタンプを持つ複数の値を集計するためにメソッドが使用されることを示す数値です。既定値の0はAVERAGEを使用します。その他のオプションは SUM、COUNT、COUNTA、MIN、MAX、MEDIAN です。 |
FORECAST.ETS.STAT関数の引数「統計の種類」の指定方法
| 1 | αパラメーター |
| 2 | βパラメーター |
| 3 | γパラメーター |
| 4 | MASEメトリック |
| 5 | SMAPEメトリック |
| 6 | MAEトリック |
| 7 | RMSEメトリック |
| 8 | 検出ステップサイズ |
FORECAST.ETS.STAT関数の使用例
時系列データのαパラメーターを取得する
=FORECAST.ETS.STAT(B1:B10,A1:A10,1)
A1:A10にタイムライン、B1:B10に値が入力されている場合、統計の種類に1を指定するとETS予測モデルのαパラメーター(レベル平滑化係数)を返します。
予測精度の指標SMAPEを取得する
=FORECAST.ETS.STAT(B1:B10,A1:A10,5)
統計の種類に5を指定すると、SMAPE(対称平均絶対パーセント誤差)メトリックを返します。値が小さいほど予測精度が高いことを示します。
関連する関数
- FORECAST.ETS関数:指数平滑化(ETS)アルゴリズムのAAAバージョンを使い既存の値に基づき将来価値を返す関数
- FORECAST.ETS.CONFINT関数:特定の目標日の予測値について信頼区間を返す関数
- FORECAST.ETS.SEASONALITY関数:指定された時系列に見られる反復パターンの長さを返す関数
- FORECAST.ETS.STAT関数:時系列予測の結果として統計値を返す関数
- FORECAST.LINEAR関数:既存の値に基づき将来価値を返す関数
よくある質問
Q. FORECAST.ETS.STAT関数は何をするときに使いますか?
FORECAST.ETS.STAT関数は、時系列予測の結果として統計値を返す関数です。 とくに FORECAST.ETS関数 など近い関数との違いを合わせて押さえると、使い分けしやすくなります。
Q. FORECAST.ETS.STAT関数がうまく動かないときは何を確認すればよいですか?
まず 値、タイムライン の指定方法を見直し、対象範囲、条件、空白セル、標本と母集団の違い を確認してください。
よくある失敗例・エラー対処
FORECAST.ETS.STAT関数で期待通りの結果にならないときは、次の点を確認してください。
- 値、タイムライン の指定が関数の仕様どおりか確認する
- 空白セルや文字列、エラー値の扱いを確認する
- 標本か母集団か、近い統計関数との違いを確認する
まとめ
このページでは、FORECAST.ETS.STAT関数について以下を確認しました。
- ・FORECAST.ETS.STAT関数でできることと基本の使いどころ
- ・構文と引数の意味
- ・FORECAST.ETS.STAT関数の使用例
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