初級

Excelの#N/Aの意味と
表示させない様にする方法


(約文字)

2009-05-18 2018-05-08

VLOOKUP系の参照を含む関数でよく発生する”#N/A”の原因と対策を解説。

公的な記録やデータの保管ルールどうなってる?と気になる今日この頃... この記事では、エクセルのセルに表示される「#N/Aの意味が解らない...」「#N/Aが表示される原因は?」「#N/Aを表示しない(非表示しする)方法は?」 とお悩みの初心者さんに向けて「#N/A」のやさしく・わかりやすい解説をしてみたいと思います。 記事の下部にはサンプルファイルも用意してありますので、最後まで読み進めていただき、もしわからなければダウンロードしてご自身のパソコンなどから内容を確認することも可能です。

1.#N/Aの意味

#N/Aの意味ですが、エクセルからのエラーメッセージで「データが存在しない」とか「一時的にデータが無い」場合に表示されます。「利用できない(Not Available)」の略です。「ノットアンサー」や「ノーアンサー」と読んでも意味的には大きな間違いではないと思います。 よくあるのがVLOOKUP系の参照を含む関数での発生ですね。VLOOKUP関数自体がちょっと複雑なので、エラーがでるとテンパってしまいがちですが、焦らずひとづつ原因をつぶしましょう。

#N/Aが表示される原因

2.#N/Aが表示される原因(表示の理由)

#N/Aが表示されてしまう原因は、「(1)参照先にデータがない」や「(2)参照先にデータがない」ことが原因です。それぞれ原因と対策方法(表示させない)について、VLOOKUP関数を例に具体的に解説します。

2-1.参照先にデータがない場合(例:VLOOKUP関数の引数1)

上図の左側の表「注文リスト」のセルB7とセルC7に表示された#N/Aは、セルA7に入力されたコード「ID009」がVLOOKUP関数の参照先の「商品マスタ」テーブルに該当するID009が無いので、エクセルからのエラーメッセジとして#N/Aが表示されます。

2-2.参照先にデータがない場合(例:VLOOKUP関数の引数2)

上図の左側の表「注文リスト」のセルB8とセルC8に表示された#N/Aは、VLOOKUP関数の参照先のセルA8に「何も入力されていない」ので、エクセルからのエラーメッセジとして#N/Aが表示されます。

3.#N/Aを消し表示しない方法(非表示にする)

3-1.参照先にデータがない場合(例:VLOOKUP関数の引数1)

この場合の対策方法は2種類あります。

一つ目は右側の表「商品マスタ」にID009を追加して、参照先にデータが存在することで#N/Aエラーを非表示にできます。

二つ目は左側の表「注文リスト」のコードを修正することで、#N/Aエラーを消すことができます。

3-2.参照先にデータがない場合(例:VLOOKUP関数の引数2)

この場合の対策方法はVLOOKUP関数の実行前に、IF関数により参照先セルにデータが"あるか"or"ないか"を判断し、データがあればVLOOKUP関数を実行、データがなければ空白を表示して、エラーを回避させます。

具体的な方法は以下のコードになります。これはIF関数で注文リストのコード欄(A8セル)の状態(データない)を事前に判断し、データがなければ空白("")を表示させてエラー表示(#N/A)を回避し、データがあればVLOOKUP関数を実行させます。

=IF(A8="","",VLOOKUP($A$8,$G$2:I10,2,FALSE)

IF関数による条件分岐については”IF関数の使い方”の記事で詳しく解説していますので、良ければそちらを参照してください。

4.サンプルファイル

「#N/Aエラーが表示されているシート」、「#N/Aエラーを表示しないようにしたシート」を含むエクセルファイルです。ダウンロードしてご自身のパソコンでどう作っているかを勉強してみてください。

ダウンロード

5.エクセルで発生するその他のエラー

エラーの種類 表示の原因 この記事
#N/A データが存在しない、一時的に無い
#VALUE! 関数の引数の間違え、正しくない
#NUM! 数値がNG(ダメ)
#REF! 参照セルが無効
#DIV/0! 除数が0、空
#NULL! 空で何もない
#NAME? 名前の指定が違う等

この記事は以上です。最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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