【Excel】TBILLYIELD関数-米国財務省短期証券(TB)の利回りを求める-
約~分
(約文字)
2020-06-01
- Keyword
- Excel
- TBILLYIELD関数
- 米国
- 財務省
- 短期証券
- 国債
- TB
- トレジャリー・ビル
- 利回り
TBILLYIELD関数とは
エクセルの「TBILLYIELD関数」は米国財務省短期証券(TB)の利回りを返す関数です。
このTBは”トレジャリー・ビル”と呼ばれ、アメリカの財務省が発行している償還期間が1年以下の短期国債の事です。
構文と引数
- 365
- 2019
- 2016
- 2013
- 2010
- 2007
=TBILLYIELD(受渡日,満期日,現在価値)
重要:日付は、DATE関数を使って入力するか、他の数式または他の関数の結果として指定します。 例えば2020年6月1日を入力する場合は、DATE(2020,6,1) を使用します。 日付を文字列として入力した場合、エラーが発生することがあります。
引数 | 必要性 | 内容 |
---|---|---|
受渡日 | 必須 | 財務省証券の受渡日を指定します。発行日以降に証券が買い手に引き渡される日付です。 |
満期日 | 必須 | 財務省証券の満期日を指定します。財務省証券の支払期日(償還日)です。 |
現在価値 | 必須 | 額面100に対する財務省証券の価値を指定します。 |
TBILLYIELD関数の解説
出典:Microsoft - Office サポート
- ・Excel では、日付を連続したシリアル値として処理することで、日付の計算が行われています。 既定では、1900年1月1日がシリアル値1として保存され、2020年6月1日は1900年1月1日から43983日後に当たるので、シリアル値は43983になります。ちなみに、このシリアル値は=DATEVALUE("2020-5-28")で求めることが出来ます。
- ・受渡日、満期日に整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。
- ・受渡日または満期日に無効な日付を指定すると、エラー値#VALUE!が返されます。
- ・現在価値≦0の場合は、エラー値#NUM!が返されます。
- ・受渡日>満期日の場合、または受渡日から満期日までの期間が1年を超える場合は、エラー値#NUM!が返されます。
- ・TBILLYIELD関数は、次の数式で表されます。
TBILLYIELD関数の使用例
データ | 説明 |
---|---|
2020/3/31 | 受渡日 |
2020/9/1 | 満期日 |
\98.45 | 額面価格\100に対する価値 |
上のデータに対する、米国財務省短期証券(TB)の利回りを求めます。
=TBILLYIELD(A2,A3,A4)
=3.68%
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