【Excel】VARA関数-数値、文字列、および論理値を含む引数を正規母集団の標本と見なし、標本に基づいて母集団の分散の推定値(不偏分散)を返す関数-


(約文字)

2022-12-19

  • Keyword
  • Excel
  • VARA関数
  • 標本
  • 母集団
  • 分散
  • 推定値
  • 不偏分散

VARA関数とは

エクセルの「VARA関数」は数値、文字列、および論理値を含む引数を正規母集団の標本と見なし、標本に基づいて母集団の分散の推定値(不偏分散)を返す関数関数です。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013
  • 2010
  • 2007

=VARA(値1, [値2], ...)

引数必要性内容
値1, 値2, ... 必須値 1 は必ず指定します。値 2 以降は省略可能です。 母集団のサンプルに対応する 1 ~ 255 の値引数。

VARA関数の解説

  • ・VARA 関数は、引数を母集団の標本であると見なします。 指定する数値が母集団全体である場合は、VARPA 関数を使って分散を計算します。
  • ・引数には、数値、数値配列、数値を含む範囲を参照する名前かセル参照、数値を表す文字列、TRUE や FALSE などの論理値を指定できます。
  • ・引数として指定した論理値と、数値を表す文字列が計算の対象となります。
  • ・引数に TRUE が含まれる場合は 1 と見なされ、文字列または FALSE が含まれる場合は 0 (ゼロ) と見なされます。
  • ・引数に配列またはセル範囲の参照を指定した場合、そこに含まれる値だけが計算の対象となります。 配列またはセル範囲の参照に含まれる空白セルと文字列は無視されます。
  • ・エラー値または数値に変換できない文字列を指定すると、エラーになります。
  • ・セル参照に計算の一部として論理値や数値を表す文字列を含めない場合は、VAR 関数を使用します。
出典:Microsoft - Office サポート

VARA関数の使用例

データ
1345
1301
1368
1322
1310
1370
1318
1350
1303
1299

上のデータに対する、分散を求めます。

=VARA(A2:A11)

=754.26667

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