【Excel】ACCRINTM関数-満期日に利息が支払われる証券(利付債)の未収利息額を求める-
約~分
(約文字)
2020-03-16
- Keyword
- Excel
- ACCRINTM関数
- 満期日
- 利息
- 証券
- 未収利息額
ACCRINTM関数とは
エクセルの「ACCRINTM関数(アクルード・インタレスト・マキュリティ)」は満期日に利息が支払われる証券(利付債)の未収利息額を返す関数です。
構文と引数
- 365
- 2019
- 2016
- 2013
- 2010
- 2007
=ACCRINTM(発行日,受渡日,利率,額面,[基準])
引数 | 必要性 | 内容 |
---|---|---|
発行日 | 必須 | 証券の発行日を指定します。 |
受渡日 | 必須 | 証券の満期日を指定します。 |
利率 | 必須 | 証券の年利を指定します。 |
額面 | 必須 | 証券の額面価格を指定します。額面を省略すると、$1,000を指定したと見なされます。 |
[基準] | [省略可] | 計算に使用する基準日数を示す数値を指定します。(下表参照) |
基準日数を示す数値 | 基準日数 (月/年) |
---|---|
0or省略 | 30日/360日(NASD方式) |
1 | 実際の日数/実際の日数 |
2 | 実際の日数/360日 |
3 | 実際の日数/365日 |
4 | 30日/360日(ヨーロッパ方式) |
ACCRINTM関数の解説
出典:Microsoft - Office サポート
- ・Excelでは、日付を連続したシリアル値として処理することで、日付の計算が行われています。既定では、1900年1月1日がシリアル値1として保存され、2020年3月16日は1900年1月1日から43,906日後に当たるので、シリアル値は43906になります。
- ・発行日、受渡日、および基準に整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。
- ・発行日、受渡日に無効な日付を指定すると、エラー値#VALUE!が返されます。
- ・利率≦0または額面≦0である場合、エラー値#NUM!が返されます。
- ・基準<0または基準>4である場合、エラー値#NUM!が返されます。
- ・発行日≧受渡日である場合、エラー値#NUM!が返されます。
- ・ACCRINTM関数は次の数式で表されます。
- ・ACCRINTM=額面x利率xA/D
- ・ここで
- ・A=毎月の基礎に従ってカウントされた未払日数。満期のものの利子については、発行日から満期日までの日数が使用されます。
- ・D=利息計算の基準となる1年の日数
ACCRINTM関数の使用例
データ | 説明 | |
---|---|---|
2020/3/1 | 発行日 | |
2020/8/31 | 満期日 | |
0.15 | 利率 | |
10,000 | 額面価格 | |
3 | 基準(30日/360日) |
上のデータに対する、満期日に支払われる未収利息額を求める
=ACCRINTM(A2,A3,A4,A5,A6)
=752.0547945
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