【Excel】AND関数-全ての条件(引数)が真かどうかを返す-
約~分
(約文字)
2020-07-10
- Keyword
- Excel
- AND関数
- ○○と○○
- ○○かつ○○
- ○○及び○○
AND関数とは
エクセルの「AND関数」は全ての条件(引数)が真かどうかを返す関数です。
- ・全ての条件(引数)が真である場合はTRUEを返す
- ・全ての条件(引数)が真でない場合はFALSEを返す(一部の条件(引数)が偽である場合はFALSEを返す)
この様な働きをするのが「AND関数」です。
AND関数の一般的な用途のひとつは、論理式を実行する他関数の実用性を高めることです。 例えば、IF関数は論理式を実行し、式がTRUEの場合はAの値を返し、FALSEの場合はBの値を返します。 AND関数をIF関数の引数として使用することで1条件だけでなく、複数条件をテストできるようになります。 例えば、あるリストの中に「男性」で「二十歳以上」が何人含まれているかをテストすること等、が容易に計算出来ます。
構文と引数
- 365
- 2019
- 2016
- 2013
- 2010
- 2007
=AND (論理式1, [論理式2], ...)
引数 | 必要性 | 内容 |
---|---|---|
論理式1 | 必須 | TRUE又はFALSEに評価できるテスト対象の1つ目の条件を指定します。 |
論理式2 | [省略可] | TRUE又はFALSEのいずれかに評価される可能性があるその他の条件(最大255条件)を指定します。 |
AND関数の解説
出典:Microsoft - Office サポート
- ・引数は、TRUEやFALSEなどの論理値に評価する必要があります。それ以外の場合は、論理値を含む配列または参照を指定する必要があります。
- ・引数として指定した配列や参照に、文字列または空白セルが含まれる場合、これらの値は無視されます。
- ・指定した範囲に論理値が含まれていない場合は、#VALUE!エラーが返されます。
AND関数の使用例
AND関数を単独で使用する場合
セルA2の値が1より大きく、かつ (AND)、100 より小さい場合はTRUEを表示し、それ以外の場合はFALSEを表示します。
=AND(A2>1,A2<100)
IF関数と組み合わせて使用する場合1
セルA2の値がセルA3の値より小さく、かつ (AND)、セルA2の値が100より小さい場合はセルA2の値を表示し、それ以外の場合は"範囲外の値"というメッセージを表示します。
=IF(AND(A2
=IF(AND(A3>1,A3<100),A3,"範囲外の値")
IF関数と組み合わせて使用する場合2
セルA3の値が1より大きく、かつ (AND)、セルA3の値が100より小さい場合はセルA3の値を表示し、それ以外の場合は"範囲外の値"というメッセージを表示します。
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