【Excel】XOR関数-全ての引数の排他的論理和を返す関数を求める-


(約文字)

2020-07-16

  • Keyword
  • Excel
  • XOR関数
  • 排他的
  • 論理和

XOR関数とは

エクセルの「XOR関数」は全ての引数の排他的論理和を返す関数を返す関数です。

  • ・引数の片方がTRUE(真)で、片方がFALSE(偽)の時には結果がTRUE(真)となる。
  • ・引数の両方がTRUE(真)、又は、両方がFALSE(偽)の時は結果がFALSE(偽)となる。

この様な場合に利用するのが「XOR関数」です。

構文と引数

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=XOR(論理式1, [論理式2],…)

引数必要性内容
論理式1, 論理式2,...論理式1は必須、それ以降は省略可能TRUEかFALSEかを判定したい条件を1~254個まで指定できます。条件には、論理値、配列、参照を指定できます。

XOR関数の解説

  • ・引数には、TRUEまたはFALSEなどの論理値に評価される論理式、または論理値を含む配列、または参照を指定する必要があります。
  • ・引数として指定した配列や参照に、文字列または空白セルが含まれる場合、これらの値は無視されます。
  • ・指定した範囲に論理値が含まれていない場合は、エラー値#VALUE!が返されます。
  • ・XOR関数の配列数式を使用して、ある値が配列内に含まれるかどうかを確認できます。
  • ・XOR関数の結果は、TRUEの入力数が奇数の場合はTRUE、TRUEの入力数が偶数の場合はFALSEです。
出典:Microsoft - Office サポート

XOR関数の使用例

2つのテストはどちらもTRUEと評価されるため、FALSEが返されます。

=XOR(3>0,2<9)

=FALSE

すべてのテスト結果が FALSE と評価されるため、FALSE が返されます。 TRUE を返すには、少なくとも1つのテスト結果が TRUE と評価されている必要があります。

=XOR(3>12,4>6)

=FALSE

関連する関数

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