【Excel】BETADIST関数-β分布の累積分布関数の値を求める-
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2019-07-26
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エクセルの「BETADIST関数(ベータ・ディストリビューション)」はβ分布の累積分布関数の値を求める関数です。
BETADIST関数の指定方法と引数
=BETADIST(値,α,β,[下限],[上限])
| 引数 | 要否 | 内容 | 
|---|---|---|
| 値 | 必須 | 確率関数を評価する値を指定します。 | 
| α | 必須 | 分布の1つ目の形状パラメータを指定します。αには正の数値を指定してください。 | 
| β | 必須 | 分布の2つ目の形状パラメータを指定します。βには正の数値を指定してください。 | 
| [下限] | [省略可] | 関数の下限を指定します。省略すると0として計算されます(デフォルトが0)。 | 
| [上限] | [省略可] | 関数の上限を指定します。省略すると1として計算されます(デフォルトが0)。 | 
BETADIST関数のポイント
β分布の累積分布関数の値を返します。β分布は、複数の標本を対象に割合の変化を分析する場合などに使用します(たとえば、複数の人が1日のうちにテレビを見ている時間の割合を算出するときは、この関数を使用します)。
出典:Microsoft - Office サポート
関数の注意事項
重要:この関数は、より精度が高く、その使い方をより適切に表す名前を持つ、新しい1つ以上の関数で置き換えられました。 この関数は下位互換性のために引き続き利用可能ですが、Excelの将来のバージョンでは利用できなくなる可能性があるため、今後は新しい関数を使用することを検討してください。
出典:Microsoft - Office サポート
より高精度となった新しい「BETA.DIST関数」の利用を推奨します。
関連する関数
- BETA.DIST関数:β分布の累積分布関数の値を返す関数
- BETADIST関数:β分布の累積分布関数の値を返す関数
- BETA.INV関数:β分布の累積確率密度関数の逆関数の値を返す関数
- BETAINV関数:β分布の累積確率密度関数の逆関数の値を返す関数
 
			