【Excel】NEGBINOMDIST関数-負の二項分布の確率関数の値を求める-
約~分
(約文字)
2019-09-09
- Keyword
- Excel
- NEGBINOMDIST関数
- 二項分布
NEGBINOMDIST関数とは
エクセルの「NEGBINOMDIST関数(ネガティブ・バイノミアル・ディストリビューション:Negative Binomial Distribution)」は負の二項分布の確率関数の値を返す関数です。
NEGBINOMDIST 関数を利用すると、試行の成功率が一定のとき、成功数で指定した回数の試行が成功する前に、失敗数で指定した回数の試行が失敗する確率を計算できます。 この関数は二項分布を計算する関数に似ていますが、試行の成功数が定数で試行回数が変数である点が異なります。 さらに、二項分布の場合と同様に、対象となる試行は独立試行であると見なされます。
構文と引数
- 365
- 2019
- 2016
- 2013
- 2010
- 2007
=NEGBINOM.DIST(失敗数,成功数,成功率)
引数 | 必要性 | 内容 |
---|---|---|
失敗数 | 必須 | 試行が失敗する回数を指定します。 |
成功数 | 必須 | 試行が成功する回数(成功のしきい値)を指定します。 |
成功率 | 必須 | 試行が成功する確率を指定します。 |
NEGBINOMDIST関数の解説
出典:Microsoft - Office サポート
- ・失敗数と成功数に整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。
- ・引数に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
- ・成功率 < 0 または確率 > 1 である場合は、エラー値 #NUM! が返されます。
- ・失敗数 < 0 または成功数 < 1 の場合は、エラー値 #NUM! が返されます。
注意事項
重要: この関数は、より精度が高く、その使い方をより適切に表す名前を持つ、新しい 1 つ以上の関数で置き換えられました。 この関数は下位互換性のために引き続き利用可能ですが、Excel の将来のバージョンでは利用できなくなる可能性があるため、今後は新しい関数を使用することを検討してください。
出典:Microsoft - Office サポート
より新しい「NEGBINOM.DIST関数」の利用を推奨します。
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