【Excel】CONFIDENCE.T関数-スチューデントt分布を使い母集団に対する信頼区間を返す関数-


(約文字)

2021-03-29

  • Keyword
  • Excel
  • CONFIDENCE.T関数
  • スチューデント
  • t分布
  • 母集団
  • 信頼区間

CONFIDENCE.T関数とは

エクセルの「CONFIDENCE.T関数」はスチューデントt分布を使い母集団に対する信頼区間を返す関数です。

  • ・●●

この様な場合に利用するのが「CONFIDENCE.T関数」です。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013
  • 2010

=CONFIDENCE.T(優位水準,標準偏差,標本数)

引数必要性内容
優位水準必須信頼度を計算するために使用する有意水準を指定します。信頼度は100*(1-優位水準)% で計算されます。つまり、優位水準が0.05の信頼度は95%になります。
標準偏差必須データ範囲の母標準偏差を指定します。これは既知の値であると仮定されます。
標本数必須標本数を指定します。

CONFIDENCE.T関数の解説

  • ・引数に数値以外の値を指定すると、エラー値#VALUE!が返されます。
  • ・優位水準≦0または優位水準≧1の場合、エラー値#NUM!が返されます。
  • ・標準偏差≦0の場合、エラー値#NUM!が返されます。
  • ・標本数が整数でない場合は、小数部が切り捨てられます。
  • ・標本数に1を指定すると、エラー値#DIV/0!が返されます。
出典:Microsoft - Office サポート

CONFIDENCE.T関数の使用例

データ説明
5%優位水準
1標準偏差
50標本数

上のデータをベースとする、スチューデントのt分布を使った母集団の信頼区間を求めます。

=CONFIDENCE.T(A2,A3,A4)

=0.284196855

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