【Excel】COUPDAYS関数-受渡日を含む利払期間内の日数を求める-
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(約文字)
			
2020-03-23
- Keyword
 - Excel
 - COUPDAYS関数
 - 受渡日
 - 利払期間内
 - 日数
 
COUPDAYS関数とは
エクセルの「COUPDAYS関数」は受渡日を含む利払期間内の日数を返す関数です。
この様な場合に利用するのが「COUPDAYS関数」です。
構文と引数
- 365
 - 2019
 - 2016
 - 2013
 - 2010
 - 2007
 
=COUPDAYS(受渡日,満期日,頻度,[基準])
重要:日付は、DATE関数を使って入力するか、他の数式または他の関数の結果として指定します。 例えば2020年3月13日を入力する場合は、DATE(2020,3,13) を使用します。 日付を文字列として入力した場合、エラーが発生することがあります。
| 引数 | 必要性 | 内容 | 
|---|---|---|
| 受渡日 | 必須 | 証券の受渡日を指定します。受渡日とは、発行日以降に証券が買い手に引き渡される日付です。 | 
| 満期日 | 必須 | 証券の満期日を指定します。満期日とは、証券の支払期日です。 | 
| 頻度 | 必須 | 年間の利息支払回数を指定します。 年1回の場合は頻度=1、年2回の場合は頻度=2、四半期ごとの場合は頻度=4を指定します。 | 
| [基準] | [省略可] | 計算に使用する基準日数を示す数値を指定します。 | 
| 基準日数を示す数値 | 基準日数 (月/年) | 
|---|---|
| 0or省略 | 30日/360日(NASD方式) | 
| 1 | 実際の日数/実際の日数 | 
| 2 | 実際の日数/360日 | 
| 3 | 実際の日数/365日 | 
| 4 | 30日/360日(ヨーロッパ方式) | 
COUPDAYS関数の解説
出典:Microsoft - Office サポート
- ・Excelでは、日付を連続したシリアル値として処理することで、日付の計算が行われています。既定では、1900年1月1日がシリアル値1として保存され、2020年3月23日は1900年1月1日から43,913日後に当たるので、シリアル値は43913になります。
 - ・受渡日とは、債券などの証券の売買代金を決済した日付です。 満期日とは、証券の支払期日です。例えば、2020年1月1日に発行された30年債券を、発行日の6か月後に購入したとします。この債券は、発行日が2020年1月1日、受渡日が2020年7月1日になり、満期日は、発行日の30年後に当たる2050年1月1日になります。
 - ・引数に整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。
 - ・受渡日または満期日に無効な日付を指定すると、エラー値#VALUE!が返されます。
 - ・頻度に1、2、4以外の数値を指定すると、エラー値#NUM!が返されます。
 - ・基準<0or基準>4である場合、エラー値#NUM!が返されます。
 - ・受渡日≧満期日である場合、エラー値#NUM!が返されます。
 
COUPDAYS関数の使用例
| データ | 説明 | |
|---|---|---|
| 2020/3/23 | 受渡日 | |
| 2020/11/15 | 満期日 | |
| 2 | 頻度(年2回) | |
| 1 | 基準(実際の日数/実際の日数) | 
上のデータの債券に対する、受渡日を含む利払期間内の日数を求めます。
=COUPDAYS(A2,A3,A4,A5)
=182
関連する関数
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