【Excel】COVARIANCE.P関数-母共分散(2組のデータの相関関係を分析)を返す関数-
約~分
(約文字)
2021-04-19
- Keyword
- Excel
- COVARIANCE.P関数
- 共分散
- 相関関係
COVARIANCE.P関数とは
エクセルの「COVARIANCE.P関数」は母共分散(2組のデータの相関関係を分析)を返す関数です。
共分散によって2組のデータの相関関係を分析できます。例えば、収入と最終学歴の相関関係を調べる場合に利用するのが「COVARIANCE.P関数」です。
構文と引数
- 365
- 2019
- 2016
- 2013
- 2010
- 2007
=COVARIANCE.P(配列1,配列2)
引数 | 必要性 | 内容 |
---|---|---|
配列1 | 必須 | 整数のデータが入力されている一方のセル範囲を指定します。 |
配列2 | 必須 | 整数のデータが入力されているもう一方のセル範囲を指定します。 |
COVARIANCE.P関数の解説
出典:Microsoft - Office サポート
- ・引数には、数値、数値を含む名前、配列、参照を指定します。
- ・引数として指定した配列orセル範囲に文字列、論理値、空白セルが含まれている場合、これらは無視されます。但し、数値の0(ゼロ)を含むセルは計算対象です。
- ・配列1と配列2のデータ数が異なる場合、エラー値#N/Aが返されます。
- ・配列1or配列2にデータが入力されていない場合、エラー値#DIV/0!が返されます。
COVARIANCE.P関数の使用例
データ1 | データ2 |
---|---|
3 | 9 |
2 | 7 |
4 | 12 |
5 | 15 |
6 | 17 |
上のデータに対する、共分散(2組のデータの相関関係)を求めます。
=COVARIANCE.P(A2:A6, B2:B6)
=5.2
関連する関数
- CORREL関数:2組の配列データの相関係数を返す関数
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