【Excel】CUBESET関数-セット式をキューブに送信してメンバー又は組のセットを取得する-
約~分
(約文字)
2019-10-16
【Excel】CUBESET関数-セット式をキューブに送信してメンバー又は組のセットを取得する-
CUBESET関数とは
エクセルの「CUBESET関数(キューブ・セット)」はセット式をキューブに送信してメンバー又は組のセットを取得する関数です。
まず結論
CUBESET関数を使うと、セット式をキューブに送信してメンバー又は組のセットを取得することができます。まずは接続、セット式の意味を押さえ、使用例と注意点を確認すると実務で使い分けやすくなります。
- このページで分かること
- CUBESET関数でできることと基本の使いどころ
- 構文と引数の意味
- CUBESET関数の使用例
構文と引数
- 365
- 2019
- 2016
- 2013
- 2010
- 2007
=CUBESET(接続, セット式, [キャプション], [並べ替え順序], [並べ替えキー])
| 引数 | 必要性 | 内容 |
|---|---|---|
| 接続 | 必須 | 利用するキューブ接続の名前を、文字列で指定します。 |
| セット式 | 必須 | メンバーや組の集合を表す文字列を入れます。メンバー・組・セットを1つ以上含むExcelの範囲を参照して渡すこともできます。 |
| [キャプション] | [省略可] | 結果のセルに表示したい名前を入れます。 |
| [並べ替え順序] | [省略可] | 集合の並べ方を、下の表にある値から選びます。 |
| [並べ替えキー] | [省略可] | 並べるときに比較する値を文字列で指定します。都市を売上順にしたければ、セット式を都市の集合、キーを売上のメジャーにします。人口順ならキーを人口のメジャーに替えます。キーが必須の並べ方で指定を忘れると、#VALUE!になります。 |
| 整数値 | 列挙定数 | 説明 | 並べ替えキー 引数 |
|---|---|---|---|
| 0 | SortNone | 既存の順序を維持します | 無視 |
| 1 | SortAscending | 並べ替えキーで昇順に並べ替えます | 必須 |
| 2 | SortDescending | 並べ替えキーで降順に並べ替えます | 必須 |
| 3 | SortAlphaAscending | アルファベットの昇順に並べ替えます | 無視 |
| 4 | Sort_Alpha_Descending | アルファベットの降順に並べ替えます | 無視 |
| 5 | Sort_Natural_Ascending | 元の昇順に並べ替えます | 無視 |
| 6 | Sort_Natural_Descending | 元の降順に並べ替えます | 無視 |
CUBESET関数の解説
- セルに「#GETTING_DATA...」と出ている間は、必要なデータを取得しています。この表示は一時的なものです。
- ブック内で接続名が見つからない場合は#NAME?になります。OLAPサーバーが停止中・利用不能の場合や、エラーを応答した場合も同じです。
- セット式の書き方が不適切な場合は#N/Aになります。ほかとは異なるディメンションのメンバーが混ざったセットでも発生します。
- セット式を直接文字列で渡す場合は255文字が上限で、超えると#VALUE!になります。長い式はセルに保存し、そのセルを引数で参照します。保存できる長さは32,767文字までです。
- 集計メンバーや名前付きセットのうち、セッション内でのみ有効なものへの参照は、#N/Aになる場合があります。接続を共有するピボットテーブルを削除したときや、数式へ変換したときに起こります。変換は[オプション]→[ツール]→[OLAPツール]→[数式に変換]から行います。
CUBESET関数の使用例
=CUBESET("財務","受注([製品].[製品].[製品カテゴリ].メンバー,[単位].[販売単位],ASC)","製品")
=CUBESET("売上","[製品].[すべての製品].子","製品",1,"[単位].[売上高]")
関連する関数
- CUBEKPIMEMBER関数:主要業績評価指標(KPI)のプロパティを返し、KPI名をセルに表示する関数
- CUBEMEMBER関数:キューブのメンバーまたは組を返す関数
- CUBEMEMBERPROPERTY関数:キューブ内のメンバープロパティの値を返す関数
- CUBERANKEDMEMBER関数:セット内のn番目の(ランクされている)メンバーを返す関数
- CUBESET関数:セット式をサーバー上のキューブに送信して、計算されたメンバーまたは組のセットを定義し返す関数
- CUBESETCOUNT関数:セット内のアイテムの数を返す関数
- CUBEVALUE関数:キューブの集計値を返す関数
よくある質問
Q. CUBESET関数は何をするときに使いますか?
CUBESET関数は、セット式をキューブに送信してメンバー又は組のセットを取得するときに使います。 とくに CUBEKPIMEMBER関数 など近い関数との違いを合わせて押さえると、使い分けしやすくなります。
Q. CUBESET関数がうまく動かないときは何を確認すればよいですか?
まず 接続、セット式 の指定方法を見直し、接続名、キューブ参照、メンバー式、サーバー接続状態 を確認してください。
よくある失敗例・エラー対処
CUBESET関数で期待通りの結果にならないときは、次の点を確認してください。
- 接続、セット式 の指定が関数の仕様どおりか確認する
- メンバー式や MDX の文字列に誤りがないか確認する
- OLAP 接続先にアクセスできる状態か確認する
まとめ
このページでは、CUBESET関数について以下を確認しました。
- ・CUBESET関数でできることと基本の使いどころ
- ・構文と引数の意味
- ・CUBESET関数の使用例
【Excel】CUBEKPIMEMBER関数の使い方:主要業績評価指標(KPI)のプロパティを返し、KPI 名をセルに表示する
ExcelのCUBEKPIMEMBER関数の使い方を解説。主要業績評価指標(KPI)のプロパティを返し、KPI 名をセルに表示する。接続名やメンバー式の指定、OLAP 接続の確認ポイントを確認できます。
キューブcubekpimember.html【Excel】CUBEMEMBER関数の使い方:キューブのメンバーまたは組を求める
ExcelのCUBEMEMBER関数の使い方を解説。キューブのメンバーまたは組を求める。接続名やメンバー式の指定、OLAP 接続の確認ポイントを確認できます。
キューブcubemember.html【Excel】CUBEMEMBERPROPERTY関数の使い方:キューブ内のメンバーのプロパティの値を求める
ExcelのCUBEMEMBERPROPERTY関数の使い方を解説。キューブ内のメンバーのプロパティの値を求める。接続名やメンバー式の指定、OLAP 接続の確認ポイントを確認できます。
キューブcubememberproperty.html