【Excel】DEC2HEX関数-10進数を16進数に変換する-
約~分
(約文字)
2020-01-15
- Keyword
- Excel
- DEC2HEX関数
- 10進数
- 16進数
- 変換
DEC2HEX関数とは
エクセルの「DEC2HEX関数(デシマル・トゥ・ヘキサデシマル:Decimal To Hexadecimal)」は10進数を16進数に変換する関数です。
構文と引数
- 365
- 2019
- 2016
- 2013
- 2010
- 2007
=DEC2HEX(数値,[桁数])
引数 | 必要性 | 内容 |
---|---|---|
数値 | 必須 | 変換する10進の整数を指定します。数値に負の数を指定すると、桁数は無視され、10桁(40bit)の16進数が返されますが、16進数の最上位のbitは符号を表します。 残りの39bitは数値の大きさを表します。 負の数は2の補数を使って表します。 |
[桁数] | [省略可] | 使用する文字数を指定します。桁数を省略すると、必要最小限の桁数で結果が返されます。桁数は、戻り値が桁数に満たないときに0(ゼロ)を前に付加して桁を埋める場合に役立ちます。 |
DEC2HEX関数の解説
出典:Microsoft - Office サポート
- ・数値<-549,755,813,888or数値>549,755,813,887の場合、エラー値#NUM!が返されます。
- ・数値に数値以外の値を指定すると、エラー値#VALUE!が返されます。
- ・計算結果の桁数が指定した桁数の値よりも大きくなる場合、エラー値#NUM!が返されます。例えば、DEC2HEX(64,1)では、結果(40)に2文字が必要なので、エラー値が返されます。
- ・桁数に整数以外の値を指定すると、桁数の値は切り捨てられます。
- ・桁数が数値以外の場合、エラー値#NUM!が返されます。
- ・桁数に負の数を指定すると、エラー値#VALUE!が返されます。
DEC2HEX関数の使用例
10進値の256を、4桁の16進数に変換します(先頭に1つのゼロを付加して桁を「埋め」ます)。
=DEC2HEX(256, 4)
=0100
10進数の-60を、16進数に変換します。
=DEC2HEX(-60)
=FFFFFFFFC4