【Excel】DEC2OCT関数-10進数を8進数に変換する-
約~分
(約文字)
2020-01-16
- Keyword
- Excel
- DEC2OCT関数
- 10進数
- 8進数
- 変換
DEC2OCT関数とは
エクセルの「DEC2OCT関数(デシマル・トゥ・オクタル:Decimal To Octal)」は10進数を8進数に変換する関数です。
構文と引数
- 365
- 2019
- 2016
- 2013
- 2010
- 2007
=DEC2OCT(数値, [桁数])
引数 | 必要性 | 内容 |
---|---|---|
数値 | 必須 | 変換する10進の整数を指定します。数値に負の数を指定すると、桁数は無視され、10桁(30bit)の8進数が返されますが、8進数の最上位のビットは符号を表します。残りの29bitは数値の大きさを表します。 負の数は2の補数を使って表します。 |
[桁数] | [省略可] | 使用する文字数を指定します。桁数を省略すると、必要最小限の桁数で結果が返されます。桁数は、戻り値が桁数に満たないときに0(ゼロ)を前に付加して桁を埋める場合に役立ちます。 |
DEC2OCT関数の解説
出典:Microsoft - Office サポート
- ・数値<-536,870,912or数値> 536,870,911の場合、エラー値#NUM!が返されます。
- ・数値に数値以外の値を指定すると、エラー値#VALUE!が返されます。
- ・計算結果の桁数が指定した桁数の値よりも大きくなる場合、エラー値#NUM!が返されます。
- ・桁数に整数以外の値を指定すると、小数点以下は切り捨てられます。
- ・桁数に数値以外の値を指定すると、エラー値#VALUE!が返されます。
- ・桁数に負の数を指定すると、エラー値#NUM!が返されます。
DEC2OCT関数の使用例
10進数の60を、4桁の8進数に変換します
=DEC2OCT(60,4)
=0074
10進数の-128を、8進数に変換します
=DEC2OCT(-128)
=7777777600