【Excel】HEX2OCT関数-16進数を8進数に変換する-
約~分
(約文字)
2020-01-29
- Keyword
- Excel
- HEX2OCT関数
- 16進数
- 8進数
- 変換
HEX2OCT関数とは
エクセルの「HEX2OCT関数(ヘキサデシマル・トゥ・オクタル:Hexadecimal To Octal)」は16進数を8進数に変換する関数です。
構文と引数
- 365
- 2019
- 2016
- 2013
- 2010
- 2007
=HEX2OCT(数値,[桁数])
引数 | 必要性 | 内容 |
---|---|---|
数値 | 必須 | 変換する16進数を指定します。 数値には10文字(40bit)を超えて指定することはできません。最上位のbitは符号を表します。残りの39bitは数値の大きさを表します。負の数は2の補数を使って表します。 |
[桁数] | [省略可] | 使用する文字数を指定します。省略すると、必要最小限の桁数が使用されます。桁数は、戻り値が桁数に満たないときに0(ゼロ)を前に付加して桁を埋める場合に役立ちます。 |
HEX2OCT関数の解説
出典:Microsoft - Office サポート
- ・数値が負の数である場合、桁数の値は無視され、10桁の8進数が返されます。
- ・数値が負の数である場合、数値にFF E000 0000 より小さい負の数を指定することはできません。数値が正の数である場合、数値に1FFF FFFFより大きい正の数を指定することはできません。
- ・数値に16進数以外の値を指定すると、エラー値#NUM!が返されます。
- ・計算結果の桁数が指定した桁数の値よりも大きくなる場合は、エラー値#NUM!が返されます。
- ・桁数に整数以外の値を指定すると、小数点以下は切り捨てられます。
- ・桁数に数値以外の値を指定すると、エラー値#VALUE!が返されます。
- ・桁数に負の数を指定すると、エラー値#NUM!が返されます。
HEX2OCT関数の使用例
16進数の文字列Eを4桁の8進数に変換します
=HEX2OCT("E",4)
=0016(先頭の0は「桁埋め」と呼ばれます)
16進数の文字列4A3Eを8進数に変換します
=HEX2OCT("4A3E")
=45076
16進数の文字列FFFFFFFFF0を8進数に変換します
=HEX2OCT("FFFFFFFFF0")
=7777777760