【Excel】PERMUT関数-標本数から指定個数を選択する場合の順列を返す関数-


(約文字)

2022-02-14

  • Keyword
  • Excel
  • PERMUT関数
  • 標本数
  • 順列

PERMUT関数とは

エクセルの「PERMUT関数」は標本の個数から指定した個数を選択する場合の順列を返す関数です。

順列とは、内部の順序に着目して計算された対象や事象のセットです。宝くじ等の当選確率を計算することが出来ます。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013
  • 2010

=PERMUT(標本数,抜き取り数)

引数必要性内容
標本数必須対象の総数を整数で指定します。
抜き取り数必須順列計算のために選択する対象の個数を整数で指定します。

PERMUT関数の解説

  • ・引数に整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。
  • ・標本数または抜き取り数に数値以外の値を指定すると、エラー値#VALUE!が返されます。
  • ・標本数 <= 0 または抜き取り数 < 0 の場合、エラー値#NUM!が返されます。
  • ・標本数 < 抜き取り数の場合、エラー値#NUM!が返されます。
出典:Microsoft - Office サポート

PERMUT関数の使用例

データ説明
100標本数
3抜き取り数

上のデータで指定された引数で可能な順列を求めます。

=PERMUT(A2,A3)

=970200

標本数3、抜き取り数2の順列を求めます。

=PERMUT(3,2)

=6

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