【Excel】SLOPE関数-回帰直線の傾きを返す関数-


(約文字)

2022-05-23

  • Keyword
  • Excel
  • SLOPE関数
  • 回帰直線
  • 傾き

SLOPE関数とは

エクセルの「SLOPE関数」は回帰直線の傾きを返す関数です。

既知のyと、既知のxのデータ要素を通じ、回帰直線の傾きを返します。傾きとは、直線上の2点の垂直方向の距離を水平方向の距離で除算した値で、回帰直線の変化率に対応します。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013
  • 2010
  • 2007

=SLOPE(既知のy, 既知のx)

引数必要性内容
既知のy必須従属変数の値を含む数値配列またはセル範囲を指定します。
既知のx必須独立変数の値を含む数値配列またはセル範囲を指定します。

SLOPE関数の解説

  • ・引数には、数値か、数値を含む名前、配列、または参照を指定します。
  • ・引数として指定した配列またはセル範囲に文字列、論理値、空白セルが含まれている場合、これらは無視されます。ただし、数値として 0 (ゼロ) を含むセルは計算の対象となります。
  • ・既知の y と既知の x にデータが含まれていないとき、または両者のデータの個数が異なるときは、エラー値#N/Aが返されます。
  • ・SLOPE 関数の基になるアルゴリズムは、INTERCEPT 関数や LINEST 関数の基になるアルゴリズムとは異なります。 そのため、データが不定で共線性がある場合に、結果が異なることがあります。
出典:Microsoft - Office サポート

SLOPE関数の使用例

データ説明
1900/1/26
1900/1/35
1900/1/911
1900/1/1/1/27
1900/1/85
1900/1/74
1900/1/54

上のデータ要素を通過する回帰直線の傾きを求めます。

=SLOPE(A3:A9,B3:B9)

=0.305556

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