【Excel】STEYX関数-回帰直線上の予測値の標準誤差を返す関数-
約~分
(約文字)
2022-07-11
- Keyword
- Excel
- STEYX関数
- 回帰直線
- 予測値
- 標準誤差
STEYX関数とは
エクセルの「STEYX関数」は回帰直線上の予測値の標準誤差を返す関数です。
標準誤差とは、個別のxの値に対するyの予測値の誤差の程度を計測するための尺度です。
構文と引数
- 365
- 2019
- 2016
- 2013
- 2010
- 2007
=STEYX(既知のy, 既知のx)
引数 | 必要性 | 内容 |
---|---|---|
既知のy | 必須 | 従属変数の値を含む数値配列またはセル範囲を指定します。 |
既知のx | 必須 | 独立変数の値を含む数値配列またはセル範囲を指定します。 |
STEYX関数の解説
出典:Microsoft - Office サポート
- ・引数には、数値、数値配列、または数値を含む範囲を参照する名前かセル参照を指定します。
- ・引数として指定した論理値と、数値を表す文字列が計算の対象となります。
- ・引数として指定した配列またはセル範囲に文字列、論理値、空白セルが含まれている場合、これらは無視されます。ただし、数値として 0 (ゼロ) を含むセルは計算の対象となります。
- ・エラー値または数値に変換できない文字列を指定すると、エラーになります。
- ・既知の y と既知の x に含まれているデータの個数が異なるときは、エラー値#N/Aが返されます。
- ・既知の y と既知の x にデータが含まれていない場合、またはデータの個数が 3 つ未満である場合は、エラー値 #DIV/0! が返されます。
STEYX関数の使用例
既知のy | 既知のx |
---|---|
2 | 6 |
3 | 5 |
9 | 11 |
1 | 7 |
8 | 5 |
7 | 4 |
5 | 4 |
上記データの各xに対する回帰直線上のyの予測値の標準誤差を求めます。
=STEYX(A3:A9,B3:B9)
=3.305719