【Excel】VAR.P関数-引数を母集団全体と見なし、母集団の分散(標本分散)を返す関数-


(約文字)

2022-11-07

  • Keyword
  • Excel
  • VAR.P関数
  • 母集団全体
  • 分散
  • 標本分散

VAR.P関数とは

エクセルの「VAR.P関数」は引数を母集団全体と見なし、母集団の分散(標本分散)を返す関数関数です。

但し、母集団内の「論理値」と「文字列」は、無視します。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013
  • 2010

=VAR.P(数値1,[数値2],...)

引数必要性内容
数値1必須母集団に対応する最初の数値を指定します。
[数値2][省略可]母集団に対応する数値を2~254指定します。

VAR.P関数の解説

  • ・VAR.P 関数は、引数を母集団全体であると見なします。 指定する数値が母集団の標本である場合は、VAR.S 関数を使用して分散を計算してください。
  • ・引数には、数値、数値配列、または数値を含む範囲を参照する名前かセル参照を指定します。
  • ・引数として指定した論理値と、数値を表す文字列が計算の対象となります。
  • ・引数が配列またはセル範囲の参照である場合、その中に含まれている数値だけが計算の対象となります。 空白セル、論理値、文字列、またはエラー値はすべて無視されます。
  • ・エラー値または数値に変換できない文字列を指定すると、エラーになります。
  • ・セル参照に計算の一部として論理値や数値を表す文字列を含める場合は、VARPA 関数を使用します。
出典:Microsoft - Office サポート

VAR.P関数の使用例

データ
1,345
1,301
1,368
1,322
1,310
1,370
1,318
1,350
1,303
1,299

上の部品のみが製造された(母集団全体)という仮定の下で、部品全体の強度の分散を求めます。

=VAR.P(A2:A11)

=678.84

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