「#NUM!」の意味は?

エクセルで「#NUM!」が表示される意味とは?表示される原因と、表示しないように消す方法を解説します。このページの最終目標は「#NUM!」を非表示にすることです。

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「#NUM!」が表示される意味

「#NUM!」が表示される意味

エクセルのセル内に表示される「#NUM!」の意味は、エクセルからの「エラー」メッセージです。NUMは「NUMBER」の略で、数値という意味です。数値がNGだよということを示しているのです。

#NUM!エラーの原因

#NUM!が表示される原因は、数式か関数に無効な数値が含まれている場合に#NUM!エラーが発生します。例えば、

例1

引数に正の値を指定すべきところに、負の値を指定してしまった為、#NUM!エラーが発生した。以下の例では、平方根を求める関数「SQRT関数(セルB1)」の引数(セルA1)にマイナスの数値(-1)を指定しているので#NUM!エラーが発生しています。

ちなみに、SQRT関数の引数に指定できるのは「0」か「正の数」です。もし負の数を指定するなら、先にABS関数を使い絶対値を求めるのが一般的です(=SQRT(ABS(A1))とする)。

#NUM!エラーの原因1

例2

数式が返す値が、エクセルが処理できる最大値を超えた。以下の例では、B2セルで=10^+309が計算され、答えがエクセルが扱える正の数の上限を超えているので#NUM!エラーが発生しています。

一般的な計算ではこれだけ大きな数を扱うことはないと思いますが、エクセルの扱える数には限界があることを覚えておくといいでしょう。

#NUM!エラーの原因2

例3

数式が返す値が、エクセルが処理できる最小値を超えた。以下の例では、B2セルで=-10^+309が計算され、答えがエクセルが扱える負の数の上限を超えているので#NUM!エラーが発生しています。

正の数だけでなく、負の数でもエクセルの扱える数に限界があるということです。

#NUM!エラーの原因3

#NUM!エラーを表示させない(消す)

エクセル97、2000、2002、2003 #NUM!回避方法

エクセル97、2000、2002、2003 #NUM!回避方法

=IF(ISERROR(計算式),"",計算式)

IF関数とISERROR関数を組み合わせて判定し、#VALUE!エラーを回避しています。まずISERROR関数で計算式を評価し、エラーがあれば""(空白)を表示させる、エラーがなければ計算結果を表示させています。

ポイントは「計算式は2か所とも同じ式を入れる」ことです。また、この方法は最新版のエクセル(Excel2007、2010、2013)でも使えます。

ちなみに「"」はダブルコーテーションです。「Shift」キー+「2」キーで入力できます。エクセルでダブルコーテーションを二つ並べると空白の意味を持ちます。並べたダブルコーテーションの間にはスペース不要です。

Excel2007、2010、2013 #NUM!回避方法

Excel2007、2010、2013 #NUM!回避方法

=IFERROR(計算式,"")

こちらはIFERROR関数を使って計算式を評価し、エラーがあれば""(空白)を表示させる、エラーがなければ計算結果を表示させています。

古いバージョンのエクセルと考え方は一緒ですが、最近のエクセルはシンプルに回避できますね。計算式がひとつでシンプルなので、入力間違いも起きなくて楽にできます。

ただし、このIFERROR関数は古いエクセル(2003以前)には搭載されていませんのでエラーが発生します。古いエクセルで使う可能性がある場合は利用を控えたほうがいいでしょう。互換性をチェックしておくことが必要かもしれません。

互換性チェック

最近のエクセルであれば、以前のバージョンのエクセルでサポートされていない機能がシートやブックに含まれているかどうかの互換性をチェックできます。

互換性チェックの方法は、[ファイル]>[情報]>[問題のチェック(ブックの検査)]>[互換性チェック]から確認できます。

Excel2007、2010、2013 #NUM!回避方法

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