【Excel】CUBEKPIMEMBER関数-主要業績評価指標(KPI)のプロパティを返し、(KPI)名をセルに表示する-
約~分
(約文字)
2019-10-10
- Keyword
- Excel
- CUBEKPIMEMBER関数
- 主要業績評価指標
- KPI
CUBEKPIMEMBER関数とは
エクセルの「CUBEKPIMEMBER関数(キューブ・ケーピーアイ・メンバー)」は主要業績評価指標(KPI)のプロパティを返し、(KPI)名をセルに表示する関数です。
KPI は、月間利益や半期要員退職率など、定量化が可能な測定値であり、組織の業績を監視/測定するために使用されます。
構文と引数
- 365
- 2019
- 2016
- 2013
- 2010
- 2007
=CUBEKPIMEMBER(接続, KPI名, KPIのプロパティ, [キャプション])
引数 | 必要性 | 内容 |
---|---|---|
接続 | 必須 | キューブへの接続名を表す文字列です。 |
KPI名 | 必須 | キューブ内の KPI の名前を表す文字列です。 |
KPIのプロパティ | 必須 | 返される KPI コンポーネントです。次のいずれかを指定できます。 |
[キャプション] | [省略可] | KPI 名および KPI のプロパティの代わりにセルに表示される代替テキストです。 |
CUBEKPIMEMBER関数の解説
出典:Microsoft - Office サポート
- ・CUBEKPIMEMBER関数を使用して評価する場合、すべてのデータを取得する前に、一時的にセル内に"#GETTING_DATA..."というメッセージが表示されます。
- ・計算でKPIを使用するには、CUBEKPIMEMBER関数をCUBEVALUE関数のメンバー式の引数として指定します。
- ・接続名がブックに格納されている有効なブック接続でない場合は、エラー値#NAME?が返されます。
- ・オンライン分析処理(OLAP)サーバーが実行されていない、利用できない、またはエラーメッセージを返す場合も、エラー値#NAME?が返されます。
- ・KPI名またはKPIのプロパティが無効な場合、エラー値#N/Aが返されます。
- ・計算メンバーや名前付きセットなど、ピボットテーブル内のセッションベースのオブジェクトを参照すると、エラー値#N/Aが返されることがあります。
CUBEKPIMEMBER関数の使用例
=CUBEKPIMEMBER("売上","MySalesKPI",1)
=CUBEKPIMEMBER("売上","MySalesKPI", KPIGoal,"売上 KPI 目標")
注意事項
注: CUBEKPIMEMBER関数はブックがMicrosoft SQL Server 2005 Analysis Services以降のデータソースに接続されている場合にのみサポートされます。
出典:Microsoft - Office サポート
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