【Excel】CUBEMEMBERPROPERTY関数-キューブ内のメンバーのプロパティの値を求める-
約~分
(約文字)
2019-10-14
- Keyword
- Excel
- CUBEMEMBERPROPERTY関数
- キューブ
- メンバー
- プロパティ値
CUBEMEMBERPROPERTY関数とは
エクセルの「CUBEMEMBERPROPERTY関数(キューブ・メンバー・プロパティ)」はキューブ内のメンバーのプロパティの値を返す関数です。
- メンバー名がキューブ内に存在することを確認し、存在するメンバーの特定のプロパティを取得
この様な場合に利用するのが「CUBEMEMBERPROPERTY関数」です。
構文と引数
- 365
- 2019
- 2016
- 2013
- 2010
- 2007
=CUBEMEMBERPROPERTY(接続, メンバー式, プロパティ)
引数 | 必要性 | 内容 |
---|---|---|
接続 | 必須 | キューブへの接続名を表す文字列を指定します |
メンバー式 | 必須 | キューブのメンバーを表す多次元式(MDX)の文字列を指定します。 |
プロパティ | 必須 | 返されるプロパティ名を表す文字列、又は、プロパティ名を含むセルへの参照を指定します。 |
CUBEMEMBERPROPERTY関数の解説
出典:Microsoft - Office サポート
- ・CUBEMEMBERPROPERTY 関数を使用して評価する場合、すべてのデータを取得する前に、一時的にセル内に "#GETTING_DATA..." というエラー値が表示されます。
- ・接続名がブックに格納されている有効なブック接続でない場合は、エラー値#NAME?が返されます。 オンライン分析処理 (OLAP) サーバーが実行されていない、利用できない、またはエラー メッセージを返す場合も、エラー値#NAME?が返されます。
- ・メンバー式の書式に誤りがある、又は、メンバー式で指定されたメンバーがキューブに存在しない場合、エラー値#N/Aが返されます。
- ・集計メンバーや名前付きセットなど、ピボットテーブル内のセッションベースのオブジェクトを参照すると、エラー値#N/Aが返されることがあります。 これは、接続が共有されていて、そのピボットテーブルが削除された場合、又は、ピボットテーブルが数式に変換された場合です ([オプション] タブの [ツール] で [OLAP ツール] をクリックし、次に [数式に変換] をクリック)。
- ・Power Pivot で編集された Excel のデータ モデルは多次元キューブではないため、CUBEMEMBERPROPERTY は、これらのデータ モデルに対して機能しません。
CUBEMEMBERPROPERTY関数の使用例
=CUBEMEMBERPROPERTY("売上額","[時間].[年度].[2019]",$A$4)
=CUBEMEMBERPROPERTY("売上額","[ストア].[おすすめのストア]","[ストア].ストア名].[ストア面積]")
関連する関数
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