【Excel】F.DIST.RT関数-F分布の確率関数の値を返す関数-


(約文字)

2021-05-13

  • Keyword
  • Excel
  • F.DIST.RT関数
  • F分布
  • 確率関数

F.DIST.RT関数とは

エクセルの「F.DIST.RT関数」はF分布の確率関数の値を返す関数です。

2組のデータを比較してばらつきに差異があるかどうかを判断できます。例えば、高校入試で男子と女子の点数を調べ、ばらつきが異なるかどうかを判断できます。

構文と引数

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  • 2019
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  • 2013
  • 2010
  • 2007

=F.DIST.RT(X,自由度1,自由度2)

引数必要性内容
X必須●●
自由度1必須自由度の分子を指定します。
自由度2必須自由度の分母を指定します。

F.DIST.RT関数の解説

  • ・引数に数値以外の値を指定すると、エラー値#VALUE!が返されます。
  • ・Xに負の数を指定すると、エラー値#NUM!が返されます。
  • ・自由度1または自由度2に整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。
  • ・自由度1<1の場合、エラー値#NUM!が返されます。
  • ・自由度2<1の場合、エラー値#NUM!が返されます。
  • ・F.DIST.RT 関数は、F.DIST.RT=P(F>X) で計算されます(Fは、自由度1および自由度2でF確率分布を持つ確率変数)。
出典:Microsoft - Office サポート

F.DIST.RT関数の使用例

データ説明
15.2068649関数に代入する値(X)
6自由度の分子
4自由度の分母

上のデータに対応するF分布の確率関数の値を求めます。

=F.DIST.RT(A2,A3,A4)

=0.01

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