【Excel】F.TEST関数-F検定の結果を返す関数-


(約文字)

2021-05-24

  • Keyword
  • Excel
  • F.TEST関数
  • F検定
  • ばらつき

F.TEST関数とは

エクセルの「F.TEST関数」はF検定の結果(データ間のばらつきに有意な差が認められない両側確率)を返す関数です。配列1と配列2とのデータのばらつきに有意な差が認められない両側確率を返します。

2組のサンプルを比較してばらつきに差異があるかどうかを判断できます。例えば、公立高校と私立高校の生徒のテストの点数を調べ、高校間での点数のばらつきに差異があるか判断できます。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013
  • 2010
  • 2007

=F.TEST(配列1,配列2)

引数必要性内容
配列1必須比較対象となる一方のデータを含む配列またはセル範囲を指定します。
配列2必須比較対象となるもう一方のデータを含む配列またはセル範囲を指定します。

F.TEST関数の解説

  • ・引数には、数値か、数値を含む名前、配列、参照を指定します。
  • ・引数の指定範囲に文字列、論理値、空白セルが含まれている場合、これらは無視されます。但し、数値の0(ゼロ)を含むセルは計算対象です。
  • ・配列1または配列2のデータ数が2未満である場合、または配列1か配列2の分散が0である場合、エラー値#DIV/0!が返されます。
出典:Microsoft - Office サポート

F.TEST関数の使用例

データ1データ2
620
728
931
1538
2140

2つのデータに対するF検定の結果を求めます。。

=F.TEST(A2:A6,B2:B6)

=0.64831785

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