【Excel】FV関数-投資の将来価値を求める-


(約文字)

2020-04-14

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  • Excel
  • FV関数
  • 投資
  • 将来価値

FV関数とは

エクセルの「FV関数(フューチャー・バリュー:Future Value)」は投資の将来価値を返す関数です。

一定の利率を基に、投資の将来価値を計算します。 定期支払い、定額支払い、一括支払いにFV関数を利用することが可能です。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013
  • 2010
  • 2007

=FV(利率,支払回数,支払額,[頭金],[支払期日])

重要:日付は、DATE関数を使って入力するか、他の数式または他の関数の結果として指定します。 例えば2020年3月13日を入力する場合は、DATE(2020,3,13) を使用します。 日付を文字列として入力した場合、エラーが発生することがあります。

引数必要性内容
利率必須利率を指定します。
支払回数必須支払回数を指定します。
支払額必須支払い額を指定します。
[頭金][省略可]頭金を指定します。省略した場合は0を指定したと見なされます。
[支払期日][省略可]支払いが行われる時期を数値で指定します。
[支払期日]支払いが行われる時期
省略期末
0期末
1期首

FV関数の解説

  • ・利率と支払回数を指定するときは、時間の単位を一致させる必要があります。例えば、年利12%の4年ローンを月払いで返済する場合、利率には12%/12月=1(%)を、支払回数には4年*12月=48(回)を指定します。また、これと同じローンを年払いで返済する場合は、利率に12(%)、支払回数に4(年)を指定します。
  • ・すべての引数に関して、定額預金の支払いのような「出金」は負の数で表し、配当金のような「入金」は正の数で表します。
出典:Microsoft - Office サポート

FV関数の使用例

データ説明
0.05年利率
10支払回数
-20000支払額
-50000頭金
1支払い期日

上のデータに対する、投資の将来価値を求めます。

=FV(A2/12,A3,A4,A5,A6)

=¥256,764

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