【Excel】MAXA関数-数値、文字列、論理値を含む引数リストから最大の数値を返す関数-
約~分
(約文字)
2021-10-04
- Keyword
- Excel
- MAXA関数
- 数値
- 文字列
- 論理値
- 最大値
MAXA関数とは
エクセルの「MAXA関数」は数値、文字列、論理値を含む引数リストから最大値を返す関数関数です。
MAX関数とMAXA関数の違い
MAX関数とMAXA関数の違いですが、MAX関数では文字列、論理値、空白のセルは無視されます。MAXA関数では文字列は0、論理値のTRUEは1、FALSEは0とみなされ、空白セルは無視されます。
構文と引数
- 365
- 2019
- 2016
- 2013
- 2010
- 2007
=MAXA(数値1,[数値2],...)
引数 | 必要性 | 内容 |
---|---|---|
数値1 | 必須 | 最大の値を見つけるため、最初の数値引数を指定します。 |
[数値2] | [省略可] | 最大の値を見つけるため、2~255個までの数値引数を指定します。 |
MAX関数とMAXA関数の違い
MAX関数
数字のみが計算の対象になります。数字以外の文字は無視され、最大値を求めます。
MAXA関数
数字だけでなく文字も計算の対象となります。文字は数字の0とみなされ、最大値を求めます。
MAXA関数の解説
出典:Microsoft - Office サポート
- ・引数には、数値、数値配列、数値を含む範囲を参照する名前かセル参照、数値を表す文字列、TRUEやFALSE などの論理値を指定できます。
- ・引数として指定した論理値と、数値を表す文字列が計算の対象となります。
- ・引数に配列またはセル範囲の参照を指定した場合、そこに含まれる値だけが計算の対象となります。配列またはセル範囲の参照に含まれる空白セルと文字列は無視されます。
- ・エラー値または数値に変換できない文字列を指定すると、エラーになります。
- ・引数にTRUEが含まれる場合は1と見なされ、文字列またはFALSEが含まれる場合は0(ゼロ)と見なされます。
- ・引数に値が指定されていない場合、0(ゼロ)が返されます。
- ・セル参照に計算の一部として論理値や数値を表す文字列を含めない場合は、MAX関数を使用します。
MAXA関数の使用例
データ |
---|
0 |
0.2 |
0.5 |
0.4 |
TRUE |
上のデータに対する、最大の数を求めます。
=MAXA(A2:A6)
=1(論理値であるTRUEは1とみなされるので、これが最大値です。)