【Excel】MINA関数-数値、文字列、および論理値を含む引数リストから最小の数値を返す関数-
約~分
(約文字)
2021-11-01
- Keyword
- Excel
- MINA関数
- 最小値
MINA関数とは
エクセルの「MINA関数」は数値、文字列、および論理値を含む引数リストから最小の数値を返す関数です。
- ・●●
この様な場合に利用するのが「MINA関数」です。
構文と引数
- 365
- 2019
- 2016
- 2013
- 2010
- 2007
=MINA(数値1,[数値2],...)
引数 | 内容 |
---|---|
数値1,数値2,... | 数値1は必ず指定します。数値2以降は省略可能です。最小値を見つける対象となる値を最大255個まで指定します。 |
MIN関数とMINA関数の違い
MIN関数
数字のみが計算の対象になります。数字以外の文字は無視され、最小値を求めます。
MINA関数
数字だけでなく文字も計算の対象となります。文字は数字の0とみなされ、最小値を求めます。
構文と引数
- 365
- 2019
- 2016
- 2013
- 2010
- 2007
=MINA(数値1,[数値2],...)
引数 | 内容 |
---|---|
数値1,数値2,... | 数値1は必ず指定します。数値2以降は省略可能です。最小値を見つける対象となる値を最大255個まで指定します。 |
MINA関数の解説
出典:Microsoft - Office サポート
- ・引数には、「数値」、「数値配列」、数値を含む範囲を参照する「名前」か「セル参照」、数値を表す「文字列」、TRUEやFALSEなどの「論理値」を指定できます。
- ・引数に「配列」または「セル参照」を指定した場合、そこに含まれる数値だけが計算の対象となります。「配列」または「セル参照」に含まれる空白セルと文字列は無視されます。
- ・引数にTRUEが含まれる場合は1と見なされ、文字列またはFALSEが含まれる場合は0と見なされます。
- ・エラー値または数値に変換できない文字列を指定すると、エラーになります。
- ・引数に値が指定されていない場合、0が返されます。
- ・セル参照に計算の一部として論理値や数値を表す文字列を含めない場合は、MIN関数を使用します。
MINA関数の使用例
データ |
---|
FALSE |
0.2 |
0.5 |
0.4 |
0.8 |
上のデータに含まれる最小値を求めます。
=MINA(A2:A6)
=0(FALSEの値は0と評価されるのでこれが最小です)