【Excel】MIN関数-引数リストに含まれる最小値を返す関数-


(約文字)

2021-10-25

  • Keyword
  • Excel
  • MIN関数
  • 最小値

MIN関数とは

エクセルの「MIN関数」は引数リストに含まれる最小の数値を返す関数関数です。

このMIN関数の読み方は「みにまむ かんすう」です。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013
  • 2010
  • 2007

=MIN(数値1,[数値2],...)

引数必要性/内容
数値1,数値2,...数値1も以降の数値も省略可能です。最小値を見つける対象となる数値を最大255個まで指定します。

MIN関数とMINA関数の違い

MIN関数

数字のみが計算の対象になります。数字以外の文字は無視され、最小値を求めます。

MINA関数

数字だけでなく文字も計算の対象となります。文字は数字の0とみなされ、最小値を求めます。

MIN関数の解説

  • ・引数には、「数値」、「数値配列」、数値を含む範囲を参照する「名前」か「セル参照」を指定します。
  • ・引数として指定したTRUEやFALSEなどの「論理値」と、数値を表す「文字列」が計算の対象となります。
  • ・引数に「数値配列」または「セル参照」を指定した場合、そこに含まれる数値が計算対象です。 数値配列やセル参照に含まれる「空白セル」、「論理値」、「文字列」はすべて無視されます。
  • ・引数に数値が含まれていない場合0が返されます。
  • ・エラー値または数値に変換できない文字列を指定するとエラーになります。
  • ・論理値やテキストで表された数値を計算の一部として参照に含める場合は、MINA関数を使います。
出典:Microsoft - Office サポート

MIN関数の使用例

データ
10
7
9
27
2

範囲A2:A6に含まれる最小値を求めます。

=MIN(A2:A6)

=2

範囲A2:A6に含まれる数と0のうちの最小値を求めます。

=MIN(A2:A6,0)

=0

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