【Excel】ODDLPRICE関数-最後の期の日数が半端な証券の額面100あたりの価格を求める-
約~分
(約文字)
2020-05-11
- Keyword
- Excel
- ODDLPRICE関数
- 最初の期
- 日数
- 半端
- 証券
- 価格
ODDLPRICE関数とは
エクセルの「ODDLPRICE関数」は最後の期の日数が半端な証券の額面100あたりの価格を返す関数を返す関数です。
構文と引数
- 365
- 2019
- 2016
- 2013
- 2010
- 2007
=ODDLPRICE(受渡日,満期日,最終利払日,利率,利回り,償還価額,頻度,[基準])
重要:日付は、DATE関数を使って入力するか、他の数式または他の関数の結果として指定します。 例えば2020年5月11日を入力する場合は、DATE(2020,5,11) を使用します。 日付を文字列として入力した場合、エラーが発生することがあります。
引数 | 必要性 | 内容 |
---|---|---|
受渡日 | 必須 | 証券の受渡日を指定します。発行日以降に証券が買い手に引き渡される日付です。 |
満期日 | 必須 | 証券の満期日を指定します。 証券の支払期日です。 |
最終利払日 | 必須 | 証券の最後の利払日を指定します。 |
利率 | 必須 | 証券の利率を指定します。 |
利回り | 必須 | 証券の年間配当を指定します。 |
償還価額 | 必須 | 額面100に対する証券の償還額を指定します。 |
頻度 | 必須 | 年間の利息支払回数を指定します。年1回の場合は1、年2回の場合は2、四半期ごとの場合は4を指定します。 |
[基準] | [省略可] | 計算に使用する基準日数を示す数値を指定します。 |
基準日数を示す数値 | 基準日数 (月/年) |
---|---|
0or省略 | 30日/360日(NASD方式) |
1 | 実際の日数/実際の日数 |
2 | 実際の日数/360日 |
3 | 実際の日数/365日 |
4 | 30日/360日(ヨーロッパ方式) |
ODDLPRICE関数の解説
出典:Microsoft - Office サポート
- ・Excelでは、日付を連続したシリアル値として処理することで、日付の計算が行われています。既定では、1900年1月1日がシリアル値1として保存され、2020年5月11日は1900年1月1日から43962日後に当たるので、シリアル値は43962になります。
- ・受渡日とは、債券などの証券の売買代金を決済した日付です。満期日とは、証券の支払期日です。例えば、2020年1月1日に発行された30年債券を、発行日の6か月後に購入したとします。この債券は、発行日が2020年1月1日、受渡日が2020年7月1日になり、満期日は、発行日の30年後に当たる2050年1月1日になります。
- ・受渡日、満期日、最終利払日、基準に整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。
- ・受渡日、満期日、最終利払日に無効な日付を指定すると、エラー値#VALUE!が返されます。
- ・利率<0 または利回り<0 の場合、エラー値#NUM!が返されます。
- ・基準<0 または基準>4である場合、エラー値#NUM!が返されます。
- ・次の条件が満たされていない場合、エラー値#NUM!が返されます。
- ・満期日>受渡日>最終利払日
ODDLPRICE関数の使用例
データ | 説明 |
---|---|
2020年2月7日 | 受渡日 |
2020年6月15日 | 満期日 |
2019年10月15日 | 最終利払日 |
4.75% | 利率 |
5.05% | 利回り |
10000 | 償還価格 |
2 | 頻度(年2回) |
0 | 基準(30日/360日) |
上のデータに対する、最終利払い期間の日数が半端な証券の額面100あたりの価格を求めます。
=ODDLPRICE(A2,A3,A4,A5,A6,A7,A8,A9)
=9825.244629
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