【Excel】CHISQ.DIST関数-カイ2乗(χ2)分布を返す関数-


(約文字)

2021-03-08

  • Keyword
  • Excel
  • CHISQ.DIST関数
  • カイ2乗分布
  • χ2分布
  • 確率密度関数
  • 累積分布関数

CHISQ.DIST関数とは

エクセルの「CHISQ.DIST関数」はカイ2乗(χ2)分布を返す関数です。

複数の標本を対象に、割合の変化を分析する場合などに使用します。例えば、複数の人が1日の内、TVを見ている時間の割合を算出する場合などです。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013
  • 2010
  • 2007

=CHISQ.DIST(x,自由度,関数形式)

引数必要性内容
χ必須カイ2乗(χ2)分布の評価に使用する値を指定します。
自由度必須自由度を表す数値を指定します。
関数形式必須計算に使用する関数の形式を論理値で指定します。TRUEを指定すると累積分布関数の値が計算され、FALSE を指定すると確率密度関数の値が計算されます。

CHISQ.DIST関数の解説

  • ・引数に数値以外の値を指定すると、エラー値#VALUE!が返されます。
  • ・χに負の数を指定すると、エラー値#NUM!が返されます。
  • ・自由度に整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。
  • ・自由度 < 1、または自由度 > 10^10 の場合、エラー値#NUM!が返されます。
出典:Microsoft - Office サポート

CHISQ.DIST関数の使用例

χ=0.5、自由度=1、累積分布関数としてカイ2乗(χ2)分布の値を求めます。

=CHISQ.DIST(0.5,1,TRUE)

0.52049988

χ=2、自由度=3、確率密度関数としてカイ2乗(χ2)分布の値を求めます。

=CHISQ.DIST(2,3,FALSE)

0.20755375

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