【Excel】CHISQ.DIST.RT関数-カイ2乗(χ2)分布の右側確率の値を返す関数-
約~分
(約文字)
2021-03-11
- Keyword
- Excel
- CHISQ.DIST.RT関数
- カイ2乗分布
- χ2
- 片側確率
CHISQ.DIST.RT関数とは
エクセルの「CHISQ.DIST.RT関数」はカイ2乗(χ2)分布の右側確率の値を返す関数です。
χ2分布はχ2検定と関連しています。χ2検定は、実測値と期待値を比較するときに使用します。 例えば、ある植物の遺伝子実験で「次世代の花には一定の色の組み合わせが発生する」と仮説を立てたとします。 ここで、予測した色と観察結果を比較することで、仮説の妥当性を検定することができます。
構文と引数
- 365
- 2019
- 2016
- 2013
- 2010
- 2007
=CHISQ.DIST.RT(x,自由度)
引数 | 必要性 | 内容 |
---|---|---|
x | 必須 | 分布の評価に使用する値を指定します。 |
自由度 | 必須 | 自由度を表す数値を指定します。 |
CHISQ.DIST.RT関数の解説
出典:Microsoft - Office サポート
- ・引数に数値以外の値を指定すると、エラー値#VALUE!が返されます。
- ・いずれかの引数に数値以外の値を指定すると、エラー値#VALUE!が返されます。
- ・自由度に整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。
- ・自由度 < 1、または自由度 > 10^10 の場合、エラー値#NUM!が返されます。
CHISQ.DIST.RT関数の使用例
xが18.307、自由度が10に対する、カイ2乗(χ2)分布の片側確率の値を求めます。
==CHISQ.DIST.RT(A2,A3)
=0.0500006
関連する関数
- CHITEST関数:カイ2乗(χ2)検定を行う関数
- CHISQ.TEST関数:カイ2乗(χ2)検定を行う関数
- CHIDIST関数:カイ2乗(χ2)分布の右側確率の値を返す関数
- CHISQ.DIST.RT関数:カイ2乗(χ2)分布の右側確率の値を返す関数
- CHIINV関数:カイ2乗(χ2)分布の右側確率の逆関数の値(逆数)を返す関数
- CHISQ.INV関数:カイ2乗(χ2)分布の左側確率の逆関数の値(逆数)を返す関数
- CHISQ.INV.RT関数:カイ2乗(χ2)分布の右側確率の逆関数の値(逆数)を返す関数
- CHISQ.DIST関数:カイ2乗(χ2)分布を返す関数