【Excel】WORKDAY.INTL関数-ユーザーが週末を示し、開始日から起算して、指定した稼動日数だけ前or後の日付に対応するシリアル値を求める-


(約文字)

2019-12-11

  • Keyword
  • Excel
  • WORKDAY.INTL関数
  • 週末
  • 稼動日数
  • 前の日
  • 後の日
  • シリアル値

WORKDAY.INTL関数とは

エクセルの「WORKDAY.INTL関数(ワークデイ・インターナショナル:Workday International)」はユーザーが週末を示し、開始日から起算して、指定した稼動日数だけ前or後の日付に対応するシリアル値を返す関数です。

週末は、どの曜日で、何日間あるかを指定します。 週末と休日として指定した日はすべて、稼働日と見なされません。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013
  • 2010

=WORKDAY.INTL(開始日,日数,[週末],[休日])

引数必要性内容
開始日必須開始日を指定します(小数点以下は切り捨てられる)
日数必須開始日を起算とする稼働日数を指定します。 正の数を指定すると開始日より後の日付となり、負の数を指定すると開始日より前の日付となります(整数以外を指定すると小数点以下は切り捨てられる)
[週末][省略可]週末にする曜日(稼働日と見なされない日)を指定します。 週末を示す週末番号or文字列で指定します。週末番号が示す曜日は次表を参照。
[休日][省略可]稼働日から除外する日付のセットです。休日の日付は、セルの範囲orシリアル値の配列定数として指定できます(休日の日付orシリアル値の順序は任意に指定可)
週末番号週末の曜日
省略土曜日と日曜日
1土曜日と日曜日
2日曜日と月曜日
3月曜日と火曜日
4火曜日と水曜日
5水曜日と木曜日
6木曜日と金曜日
7金曜日と土曜日
11日曜日のみ
12月曜日のみ
13火曜日のみ
14水曜日のみ
15木曜日のみ
16金曜日のみ
17土曜日のみ

WORKDAY.INTL関数の解説

  • ・開始日が現在の日付基準値の範囲外の場合は、エラー値#NUM!が返されます。
  • ・休日に含まれる日付が現在の日付基準値の範囲外である場合は、エラー値#NUM!が返されます。
  • ・開始日と日数の和が無効な日付である場合は、エラー値#NUM!が返されます。
  • ・週末の文字列が無効な長さの場合or無効な文字が含まれている場合は、エラー値#VALUE!が返されます。
出典:Microsoft - Office サポート

関連する関数

  • DATE関数:指定された日付に対応するシリアル値を求める
  • EDATE関数:開始日から起算し指定月数だけ前or後の日付に対応するシリアル値を求める
  • EOMONTH関数:開始日から起算し指定月数だけ前or後の月の最終日に対応するシリアル値を求める
  • NOW関数:現在の日付と時刻に対応するシリアル値を求める
  • TIME関数:指定した時刻に対応するシリアル値を求める
  • TODAY関数:現在の日付に対応するシリアル値を求める
  • WORKDAY関数:開始日から起算して、指定した稼動日数だけ前or後の日付に対応するシリアル値を求める
  • WORKDAY.INTL関数:週末の曜日と日数を示し、開始日から起算して、指定した稼動日数だけ前or後の日付に対応するシリアル値を求める