【Excel】NORM.INV関数-正規分布の累積分布関数の逆関数の値を返す関数-


(約文字)

2021-12-13

  • Keyword
  • Excel
  • NORM.INV関数
  • 正規分布
  • 累積分布関数
  • 逆関数

NORM.INV関数とは

エクセルの「NORM.INV関数」は正規分布の累積分布関数の逆関数の値を返す関数です。

指定した平均と標準偏差に対する正規分布の累積分布関数の逆関数の値を返します。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013
  • 2010

=NORM.INV(確率,平均,標準偏差)

引数必要性内容
確率必須正規分布における確率を指定します。
平均必須対象となる分布の算術平均(相加平均)を指定します。
標準偏差必須対象となる分布の標準偏差を指定します。

NORM.INV関数の解説

  • ・引数に数値以外の値を指定すると、エラー値#VALUE!が返されます。
  • ・確率 <= 0、または確率 >= 1 である場合、エラー値#NUM!が返されます。
  • ・標準偏差<= 0 の場合は、エラー値#NUM!が返されます。
  • ・平均 = 0 かつ標準偏差 = 1 である場合、標準正規分布関数の逆関数の値が返されます (NORMS.INV 関数参照)。
出典:Microsoft - Office サポート

NORM.INV関数の使用例

データ説明
0.908789正規分布における確率
40分布の算術平均 (相加平均)
1.5分布の標準偏差

上のデータに対する正規累積分布関数の逆関数の値を求めます。

=NORM.INV(A2,A3,A4)

=42.000002

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