【Excel】NORMSINV関数-標準正規分布の累積分布関数の逆関数の値を求める-


(約文字)

2019-09-13

  • Keyword
  • Excel
  • NORMSINV関数
  • 標準正規分布
  • 累積分布関数
  • 逆関数

NORMSINV関数とは

エクセルの「NORMSINV関数(ノーマル・スタンダード・インバース:Normal Standard Inverse)」は標準正規分布の累積分布関数の逆関数の値を返す関数です。

この分布は、平均が0で標準偏差が1である正規分布に対応します。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013
  • 2010
  • 2007

=NORMSINV(確率)

引数必要性内容
確率必須正規分布における確率を指定します。

NORMSINV関数の解説

  • ・確率に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
  • ・確率 <= 0、または確率 >= 1 である場合、エラー値 #NUM! が返されます。

確率の値が指定されると、NORMSDIST(z) = 確率となるような値 z がシークされます。 したがって、NORMSINV 関数の精度は NORMSDIST 関数の精度に依存します。 NORMSINV 関数では、反復計算の手法が利用されます。 100 回反復計算を繰り返しても計算結果が収束しない場合、エラー値 #N/A が返されます。

出典:Microsoft - Office サポート

注意事項

重要:この関数は、より精度が高く、その使い方をより適切に表す名前を持つ、新しい1つ以上の関数で置き換えられました。 この関数は下位互換性のために引き続き利用可能ですが、Excelの将来のバージョンでは利用できなくなる可能性があるため、今後は新しい関数を使用することを検討してください。

出典:Microsoft - Office サポート

より新しい「NORM.S.INV関数」の利用を推奨します。

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