【Excel】ISNA関数-対象がエラー値#N/AのときにTRUEを返す-


(約文字)

2020-06-25

  • Keyword
  • Excel
  • ISNA関数
  • 対象
  • エラー値
  • #N/A

ISNA関数とは

エクセルの「ISNA関数」はテストの対象がエラー値#N/Aかどうかを判定して返す関数です。

  • ・テストの対象がエラー値#N/Aを参照しているときはTRUE(真)を返す
  • ・テストの対象がエラー値#N/A以外を参照しているときはFALSE(偽)を返す

この様な働きをするのが「ISNA関数」です。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013
  • 2010
  • 2007

=ISNA(テストの対象)

引数必要性内容
テストの対象必須テストする値を指定します。空白セル、エラー、論理値、文字列、数値、参照値、名前、を指定することができます。

”名前”とは、対象となるデータを参照する名前のことです。

ISNA関数の解説

  • ・ISNA関数の値の引数は変換されません。二重引用符で囲んだ文字列と数値が文字列として扱われます。例えば、他の殆どの関数の引数で数値が必要な場所では、文字列は数値に変換されます。
  • ・ISNA関数は計算結果を調べたい時に役立ちます。特にIF関数と組み合わせると、ISNA関数の結果毎に処理を変えることが可能になります。例えば、=IF(ISNA(テストの対象),TRUEの場合の処理,FALSEの場合の処理))の様に指定します。
出典:Microsoft - Office サポート

ISNA関数の使用例

データ
地域
#REF!
330.92
#N/A

上のデータに対する、セルA4の内容(#REF!)がエラー値の#N/Aかどうかを判定します。

=ISNA(A4)

=FALSE(エラー値#N/Aではない)

上のデータに対する、セルA6の内容(#N/A)がエラー値の#N/Aかどうかを判定します。

=ISNA(A6)

=TRUE(エラー値#N/Aである)

関連する関数

  • ISBLANK関数:対象が空白セルを参照するときにTRUEを返す
  • ISERR関数:対象が#N/A以外のエラー値のときにTRUEを返す
  • ISERROR関数:対象が任意のエラー値のときにTRUEを返す
  • ISLOGICAL関数:対象が論理値のときにTRUEを返す
  • ISNA関数:対象がエラー値#N/AのときにTRUEを返す
  • ISNONTEXT関数:対象が文字列以外のときにTRUEを返す
  • ISNUMBER関数:対象が数値のときにTRUEを返す
  • ISREF関数:対象がセル参照のときにTRUEを返す
  • ISTEXT関数:対象が文字列のときにTRUEを返す